マニュアル

レイヤー

[レイヤー] メニューでは、レイヤーに関する操作を行います。
レイヤーの種類については、[レイヤーの種類] をご参照ください。

追加

[レイヤー] – [追加]

アクティブレイヤーの一つ上にカラーレイヤーを作成します。

追加 / 8bit

[レイヤー] – [追加 / 8bit]

アクティブレイヤーの一つ上に8bitレイヤーを作成します。

追加 / 1bit

[レイヤー] – [追加 / 1bit]

アクティブレイヤーの一つ上に1bitレイヤーを作成します。

追加 / フォルダ

[レイヤー] – [追加 / フォルダ]

アクティブレイヤーの一つ上にレイヤーフォルダを作成します。

追加 / マスク (8bit)

[レイヤー] – [追加 / マスク (8bit)]

アクティブレイヤーの一つ上にマスクレイヤーを作成します。マスクレイヤーはアクティブレイヤーに自動的にクリッピングされます。

追加 / ステンシル (8bit)

[レイヤー] – [ステンシル (8bit)]

アクティブレイヤーの一つ上にステンシルレイヤーを作成します。ステンシルレイヤーはアクティブレイヤーに自動的にクリッピングされます。

レイヤーマスクを追加 [ FireAlpaca SE 限定機能 ]

[レイヤー] – [レイヤーマスクを追加]

アクティブレイヤーにレイヤーマスクを追加します。レイヤーが複数選択されている場合は、選択されている一番下のレイヤーに追加します。すでにレイヤーマスクが作成されている場合は実行できません。
レイヤーウィンドウ上でレイヤープレビューとレイヤーマスクのプレビューの間にあるボックスをチェックすると、レイヤーとレイヤーマスクをリンクさせることができます。

レイヤーマスクは FireAlpaca SE 限定機能となります。

レイヤーマスクについての詳細は、[レイヤーマスク] をご参照ください。

レイヤーマスクを削除 [ FireAlpaca SE 限定機能 ]

[レイヤー] – [レイヤーマスクを削除]

アクティブレイヤーのレイヤーマスクを削除し、マスクで非表示にしていた部分が表示されます。

レイヤーマスクを適用 [ FireAlpaca SE 限定機能 ]

[レイヤー] – [レイヤーマスクを適用]

アクティブなレイヤーのレイヤーマスクを適用します。マスクで非表示にしていた部分は消去されます。

レイヤーマスクを有効にする [ FireAlpaca SE 限定機能 ]

[レイヤー] – [レイヤーマスクを有効にする]

アクティブレイヤーのレイヤーマスクの有効 / 無効を切り替えます。レイヤーマスクが無効の状態だと、レイヤーマスクのプレビューに [×] が表示されます。

複製

[レイヤー] – [複製] / Ctrl + J

アクティブレイヤーもしくはレイヤーフォルダを複製します。

下に統合

[レイヤー] – [下に統合] / Ctrl + E

アクティブレイヤーを一つ下のレイヤーと統合します。
統合後のレイヤーの不透明度は、統合前の上のレイヤーの不透明度の値に関わらず 100 % になります。上のレイヤーの不透明度はピクセルの不透明度に適用された後に下のレイヤーのピクセルに統合されるため、見た目の不透明度が変更されることはありません。
テキストレイヤーは自動的にラスタライズして統合されます。

レイヤーフォルダを下のレイヤーに統合したり、レイヤーを下のレイヤーフォルダに統合することはできません。
レイヤーが複数選択されている場合は、選択されている一番下のレイヤーをその一つ下のレイヤーに結合します。

フォルダ内を統合

[レイヤー] – [フォルダ内を統合]

アクティブなレイヤーフォルダに含まれる全てのレイヤーを統合します。統合後のレイヤーの名前とブレンドは統合前と同じになりますが、不透明度は統合前の値に関わらず 100 % になります。
統合前のレイヤーフォルダのブレンドが [通過] の場合、統合後のブレンドは [通常] になります。
テキストレイヤーは自動的にラスタライズして統合されます。
レイヤーフォルダが複数選択されている場合は、選択されている一番下のレイヤーフォルダのみを統合します。

フォルダにまとめる

[レイヤー] – [フォルダにまとめる]

複数のレイヤーおよびレイヤーフォルダを選択している場合に、それらを1つのレイヤーフォルダにまとめます。

削除

[レイヤー] – [削除]

アクティブなレイヤー、レイヤーマスクもしくはレイヤーフォルダを削除します。

全てのレイヤーを統合

[レイヤー] – [全てのレイヤーを統合]

アクティブなキャンバスの全てのレイヤーを統合します。 統合されたレイヤーの不透明度は 100 % になります。
テキストレイヤーは自動的にラスタライズして統合されます。

[全レイヤーを統合]ダイアログボックス


[非表示レイヤーを残す] にチェックを入れると、表示されているレイヤーのみを統合します。
[テキストレイヤーを残す] にチェックを入れると、テキストレイヤー以外のレイヤーを統合します。
[背景色を含めて統合する (推奨)] にチェックを入れると、レイヤー外の背景を含めて1つのレイヤーとして統合されます。[透明背景] の場合は実行できません。

プロパティ

[レイヤー] – [プロパティ]

アクティブレイヤーに対して操作を行います。これらの操作はレイヤーウィンドウ上でもできます。

  • [表示する] : レイヤーの表示 / 非表示を切り替えます。
  • [透明度を保護] : チェックを入れるとレイヤーの不透明度が保護され、透明部分への描画ができなくなります。
  • [クリッピング] : チェックを入れると、一つ下のレイヤーの描画部分のみに描画が表示されるようになります。
  • [ロック] : チェックを入れると、レイヤーを編集できなくなります。
  • [下書き] : チェックを入れると、レイヤーを [下書きレイヤー] にします。 [下書きレイヤー] にすると [書き出し] の結果に反映されなくなります。

変換

[レイヤー] – [変換]

アクティブレイヤーの種類を変えます。(レイヤーの種類については [レイヤーの種類] をご参照ください)

  • [カラーレイヤーに変換] : 8bitレイヤーもしくは1bitレイヤーをカラーレイヤーに変換します。
  • [8bitレイヤーに変換] : カラーレイヤーもしくは1bitレイヤーを8bitレイヤーに変換します。
  • [1bitレイヤーに変換] : カラーレイヤーもしくは8bitレイヤーを1bitレイヤーに変換します。
  • [マスクレイヤー] : チェックすると、8bitレイヤーをマスクレイヤーに変換します。
  • [ステンシルレイヤー] : チェックすると、8bitレイヤーをステンシルレイヤーに変換します。

素材

[レイヤー] – [素材]

アクティブレイヤーにコマ素材が追加されている場合に実行できます。

[コマのプロパティ] ダイアログボックス

コマの枠線の幅や色を変更します。[OK] で反映されます。

[コマの分割] ダイアログボックス

縦・横の分割数を指定してコマを分割します。均等な大きさのコマを作りたい時に便利です。

コマ素材の追加

[レイヤー] – [コマ素材の追加]

クリックすると、[コマのプロパティ]ダイアログボックスが開きます。

[コマのプロパティ] ダイアログボックス


位置 : 漫画原稿ガイドを表示しているときのみ指定できます。[内枠] の場合は内枠の上に、[外枠] の場合は外枠の上にコマの枠を配置します。[未指定] の場合は、キャンバスの幅に依存する一定の比率でコマ枠を配置します。
線の幅 : 枠線の幅を1 (0.07mm) 〜100 (7.26mm) で指定できます。
線の色 : 枠線の色を黒か前景色に指定できます。それ以外の色にしたい場合は [レイヤー][素材][プロパティ] から変更できます。

素材のラスタライズ

[レイヤー] – [素材のラスタライズ]

コマ素材をピクセルに変換します。これにより、ツールによる描画・変形・フィルタの適用などが可能になりますが、[プロパティ] での枠線の幅・色の変更やコマ分割ツール・オブジェクト操作ツールによる編集ができなくなります。

塗りつぶし

[レイヤー] – [塗りつぶし] / Insert

選択範囲を前景色で塗りつぶします。 選択範囲がない場合はレイヤー全体を塗りつぶします。

クリア

[レイヤー] – [クリア] / Delete

選択範囲内の画像を消去します。 選択範囲がない場合はレイヤー全体を消去します。

貫通クリア

[レイヤー] – [貫通クリア] / Shift + Delete

全てのレイヤーの選択範囲内の画像を消去します。テキストレイヤー・コマ素材に対しては実行できません。
[貫通クリア] は、選択範囲の設定が必要です。 全体を消去する場合は [全て選択] を実行してから [貫通クリア] を実行します。

回転

[レイヤー] – [回転]

アクティブなレイヤー・レイヤーフォルダを回転させます。テキストレイヤー・コマ素材に対しては実行できません。
※[回転角度を指定] は、レイヤーに対してのみ実行できます。

  • 上下反転 : レイヤー・レイヤーフォルダを上下反転させます。
  • 左右反転 : レイヤー・レイヤーフォルダを左右反転させます。
  • 回転角度を指定 : クリックすると [回転角度を指定] ダイアログボックスが表示されます。

[回転角度を指定] ダイアログボックス

[角度] に数値を入力すると、下のプレビューに反映されます。正の値を入れると右に、負の値を入れると左に回転します。

移動

[レイヤー] – [移動]

アクティブなレイヤー・レイヤーフォルダ内の画像・テキストをキャンバスの任意の位置に移動させます。コマ素材に対しては実行できません。

  • 左上に配置 : キャンバスの左上に移動させます。
  • 上中央に配置 : キャンバスの上中央に移動させます。
  • 右上に配置 : キャンバスの右上に移動させます。
  • 左中央に配置 : キャンバスの左中央に移動させます。
  • 中央に配置 : キャンバスの中央に移動させます。
  • 右中央に配置 : キャンバスの右中央に移動させます。
  • 左下に配置 : キャンバスの左下に移動させます。
  • 下中央に配置 : キャンバスの下中央に移動させます。
  • 右下に配置 : キャンバスの右下に移動させます。

整列

[レイヤー] – [整列]

レイヤーの位置を調整します。複数レイヤーを選択して使用することもできます。複数レイヤーの選択は、Ctrl キーか Shift キーを押しながらレイヤー名をクリックすることで実行できます。

[選択レイヤーの整列] ダイアログボックス


①レイヤーの整列の仕方を指定します。
②整列する基点をレイヤー上の画像の中心・端で指定します。
③整列する範囲を選択中のレイヤーの不透明領域か選択範囲かで指定します。キャンバス全体を基準にする場合は、[選択範囲] > [全て選択] でキャンバス全体を選択範囲として指定してください。

[プレビュー] にチェックが入っている状態だと、キャンバス上の画像が整列後の状態で表示されます。

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